「Bose SoundSport Free wireless headphones」は、BOSE初の完全ワイヤレスイヤホンで、ケーブルが無い、スポーツ中でも使えるフィット感、防滴仕様などの特徴があります。
良質なBOSEサウンド
完全ワイヤレスでもBOSEサウンドは健在で、全体的に音質は非常に良いです。
但し、開放型のイヤホンですが、耳の穴を塞ぐとようにフィットしてるので、有線のイヤホンと比べると、篭る感じがしてより低音が強調され、 この部分は好みが別れると思います。
また、 イヤホンを装着した状態では、自分の声が聞こえづらく、篭って内側から聞こえる感じです 。
日常生活では十分な駆動時間
駆動時間は、イヤホン本体で5時間、ケースの充電を含めると15時間になります。急速充電も可能で、15分間の充電で45分間の駆動ができます。
5時間以上は連続再生が出来ないので、飛行機などの長時間の移動の際は、イヤホン本体の充電が切れる可能があります。
雨や汗は耐えられる防滴仕様
完全防水でもはないので、スイミングやマリンスポーツでの装着は厳しいですが、雨や汗程度であれば問題なく使用できます。
防水規格は「IPX4」で、シャワーには耐えられません。1つ上の「IPX5」以上がシャワーに耐えられる防水規格です。
本体は若干大きめ
イヤホン本体のサイズは、幅25mm×高さ32mm×奥行き30mmで、有線のイヤホンと比べて、2~3倍程度の大きさがあります。
特に、装着した際に正面から見ると、本体が飛び出ているので、大きさが目立ます。
ボタンは固いが柔らかくなる
右イヤホンに再生ボタン、音量ボタンが付いています。これを操作することで、再停止、早送り・巻き戻し、音量の上げ下げ、通話の開始・終了を行うことが出来ます。
ボタンは非常に固く、押しているかどうかもわからないような押し心地ですが、毎日使って1週間~2週間程度でかなり柔らかくなります。
慣れもありますが、薄手の手袋を装着していても、操作は可能です。
2つの悪い点
電話は聞き取りずらい
右イヤホンにマイクが付いているので、通話をするこが可能です。但し、右耳からしか相手の声が聞こえないので、有線イヤホンと比べると若干の聞きづらさはあります。
また、マイクが口元から遠いので、周囲の音を拾いやすく、通話相手は聞きづらいです。
後ろからの力でポロッと外れる
装着する部分は、ボーズ独自のイヤーチップである「StayHear+ Sportチップ」のおかげで、非常にフィット感が高いです。多少の衝撃では、外れないくらい安定しており、ランニング程度では外れることはないです。
但し、頭の後ろからの力に弱く、すぐに外れます。
これは、「StayHear+ Sportチップ」の構造の問題で、前からの力に対しては、イヤーチップが耳に引っ掛かり安定してますが、後ろからの力は、イヤーチップが引っ掛からずに、ポロッと取れます。
特に、フードを被る際にイヤホンが干渉すると、簡単に外れるので注意が必要です。
まとめ
後ろからの力で外れやすかったり、電話に難があるなど、マイナスポイントはありますが、Bluetoothの自動接続や充電ケースの収納の使いやすさなど、全体的には非常に満足できる品質です。